Moon of Ice より  さらばPopy王国

chigaityan.exblog.jp

口語定型詩(無季・有季俳句、短歌、旋頭歌、片歌、仏足石歌)

カテゴリ:有季俳句口語現かな( 6 )

さらさらと風の透りて梅雨晴れ間

のうぜんくゎなお伸びやかに煽られる



[PR]
by chigai_tyan | 2014-06-07 19:19 | 有季俳句口語現かな

梅雨入り



梅雨入りも無駄になるまい土の声




あまつぶの囀りあさの走り梅雨


[PR]
by chigai_tyan | 2014-06-02 17:02 | 有季俳句口語現かな

ゴビの砂漠に湧く砂か

霾るやゴビの砂漠に湧く砂か
落椿や四ィ時を統ぶる鳶の群
大あくび蕊の落ちくる微風かな
山藤やざくと削がるる有為の山
釈迦の手に囀り 時の傍観者
から国の妄想熱し竹の秋
まちがふる事情語るに春落葉
そよと吹く風に微睡む花大根
見えざれば具体の動き柳鮠
山また山 家また家の峡の奥
豆と煮て菜のひと品ひじきかな
ものの芽や以下同文の横並び

[PR]
by chigai_tyan | 2014-04-11 15:53 | 有季俳句口語現かな
物の語に意味を見つける春の昼
空虚さを埋め尽くそうと春日傘
欺いて築く虚構に土筆かな
袖に立ち墓場に非ずはだれ雪
意味付けの作者を隠す春の雨
摘み草や縄張り持てる眼差しに
春の風定位置猫の睨みけり
踏青や犬の臭いに犬吠える
花の宴気の早いことめじろかな
猫の目の蛇に見紛う春の闇
部屋を出てしばらく春野遊びかな

[PR]
by chigai_tyan | 2014-03-24 14:01 | 有季俳句口語現かな
いろいろの色森に湧く巣立ち鳥
開いたら顔も見せたい三太郎
草臥れて靴脱いだろか彼岸寺
着ぐるみをもう脱ぎだして枇杷青実
菜の花の疲れたばいと眠りけり
春愁や猫にも鬱のあるらしく
黄のほとけの座本物の名はコオニ タビラコ
(紫のシソ科で)
ニセのほとけの座ばかり三百六十度
一枚の空のはずだが白い沙
(今の時代の黄砂は随分前から黄色くない。砂漠の成分も変わったということか?)

つちふる=霾る、ばい=霾  ・・これに統一した方がいいと思う。気象用語も。

経験の記憶あの日の春の雪
痛みます生きて遇う日の津波かな
これからも思い起こせよ季語・津波

[PR]
by chigai_tyan | 2014-03-19 21:17 | 有季俳句口語現かな

退屈に目覚めてしまう彼岸かな
春分の時間の決まりでない謂れ
はるばると彼岸に入る霧のなか
ものの芽に汀のきわの腑に落ちる
蜷の道太古の月も照らしけり
古年の名残追い出し逢うさくら
ときめきに揺るいでみたい春日傘
いかなごのいのち頂く朝の膳
来てみれば流しただろう国譲り
旅ごころ匂いみえない檸檬かな


[PR]
by chigai_tyan | 2014-03-18 18:59 | 有季俳句口語現かな

口語定型詩(無季・有季俳句、短歌、旋頭歌、片歌、仏足石歌)


by 兵站(へいたん)戦線