Moon of Ice より  さらばPopy王国

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口語定型詩(無季・有季俳句、短歌、旋頭歌、片歌、仏足石歌)


退屈に目覚めてしまう彼岸かな
春分の時間の決まりでない謂れ
はるばると彼岸に入る霧のなか
ものの芽に汀のきわの腑に落ちる
蜷の道太古の月も照らしけり
古年の名残追い出し逢うさくら
ときめきに揺るいでみたい春日傘
いかなごのいのち頂く朝の膳
来てみれば流しただろう国譲り
旅ごころ匂いみえない檸檬かな


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# by chigai_tyan | 2014-03-18 18:59 | 有季俳句口語現かな
今頃は支那の岸にも甘臭い泡 月赤く天安門に響く雄たけび
あの頃は色の秘密をまだ知らなくて 誰だって話の嘘が見抜けない朝
予ねてより引力外す計画がある 目指すのは世界人口削減技術


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# by chigai_tyan | 2014-03-18 01:32 | 旋頭歌

旋頭歌について

世界大百科事典 第2版の解説

せどうか【旋頭歌】  

長歌短歌などとともに和歌歌体一種で,5・7・7・5・7・7の6句からなる。旋頭歌の〈旋〉は〈めぐる〉の意である。つまり頭句にめぐる,かえるの意で,くり返しうたう歌の意の名義と解される。《歌経標式》では〈双本歌〉と呼んでいる。《万葉集》に62首あってこれが大半であるが,ほかに《古事記》《日本書紀》《古今集》《拾遺集》《千載集》,そして《琴歌譜》などにわずかずつ収められている。もともとは5・7・7の片歌(かたうた)形式による問答唱和だったと解すべきだろうとされる。

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# by chigai_tyan | 2014-03-18 01:03 | 旋頭歌

仏足石歌について

 仮に、この形式の構造をいはゆる「短歌+一句の偈」(仏典の偈ではなく、長歌に付属する「反歌」のような「まとめ」の意識を保持する「展開」でもある。結句でありながら、独立句でもありうる。一連の句の一部を構成するのが本旨ではあるが。)という風に現代の眼で把握したい。
 これが、「五七五七七七」を成立させた意義ではないだろうか・・・と。

青丹よし奈良の大路の思い出は雨に似我蜂青虫掴み巣に戻りゆく



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# by chigai_tyan | 2014-03-17 10:51 | 仏足石歌

さらば Popy王国

夕映えの銀の匙にはやや丸い Moon of Ice あきらめないで
丘の上青いホテルに夕映えて玻璃の直列ひとり眩しむ
値嘉の岸から支那の岸アポロンの二頭立て駈る 時を刻んで
南面の峡の温みを奪う闇声をそろえて鳥はみ山に
十六夜の月明るくて長崎の町・山・湊 人に憩いを
かな文字の伝統くずす現代語楷書の字形べつの感性
現代の文法もまた近代と時代画する戦後教育
喋り書くことばの揺れに文法も次第にかわるものであるはず
分かち書きまた句読点アルファベット作者の気分縛られなくて
日本語に漢語カタカナ新造語専門用語溢れてしまう
そんななか美意識以って定型を守る思いをことばに載せる



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# by chigai_tyan | 2014-03-16 20:45

口語定型詩(無季・有季俳句、短歌、旋頭歌、片歌、仏足石歌)


by 兵站(へいたん)戦線